パストリーゼが水虫対策に良いとの噂の理由はパストリーゼの主成分であるアルコールによるものです。
しかし、水虫はアルコールでは対策することはできません。
ではなぜパストリーゼが水虫対策に有効と言われているのか気になります。
そこでパストリーゼが水虫対策にどれくらい有効なのか、水虫にはパストリーゼ以外にどのような対策があるのか見ていきましょう。
目次
パストリーゼに水虫対策に有効な成分が入っているの?
パストリーゼが水虫に対して良いと言われている成分はアルコールです。
水虫の治療もアルコールで行います。では水虫を消毒することは可能なのでしょうか?
パストリーゼのようなアルコールは細菌やウイルスには有効ですが、残念ながら水虫には効果がありません。
水虫の治療にはならないけど、リスクは減らすことができる
水虫に直接働きかけはしませんが、靴や靴下にあらかじめパストリーゼを吹きかけておけば雑菌の繁殖が抑えられるため、水虫のリスクを減らし足の臭いを抑制します。
抗真菌効果=真菌の繁殖を防ぐ→水虫菌の繁殖を抑制され、足の臭いを防ぐ働きにもなるそうです。
※革製品の変色にはご注意ください。
家族全員で兼用する浴室用のバスマットやスリッパにアルコールを吹きかけるのも効果的で良いでしょう。
水虫の足をアルコール消毒したら治る?
水虫の足をアルコール消毒したら水虫が治りそうに思ってしまいますが、これは個人差があり敏感なお肌の人が使うと炎症を起こしてしまう可能性も。
またアルコール除菌剤によっても強い成分だと荒れてしまうこともあります。
水虫は種類によって治療方法が変わる
水虫が発症した場合、基本的には外用薬を塗布することで治療します。
しかし、水虫によって薬に効き方が違い難治性診断された場合は内服薬が処方されることが多いです。
例えば爪水虫の場合、ひどくなると外用薬だけでは治りにくいので内服薬が処方されることも多々あります。
水虫になったら石けんでやさしく洗おう
洗うときは、石けんや洗剤をよく泡立てて、足の指の間を開き、ていねいにすすぎます。
また、濡れているときは、軽石などでかかとを強くこすらないようにしましょう。角質層が傷つくと、足白癬菌に感染するリスクが高まります。
パストリーゼを服にかけるとどうなる?
パストリーゼは服にかけるという使い方もできるんです。
服だけではなく寝具にも使えるのが便利♪パストリーゼの成分のほとんどは単純な「アルコール」なので、基本的に家庭内のどこでも使うことができます。
- 除菌
- 消毒
- 消臭
水虫等の菌を除菌し家族に感染させるリスクを軽減できる可能性があります。
除菌と消毒の効果
パストリーゼは「除菌」と「消臭」の2つの効果があるため、寝具に使用することができます。寝具は寝ている間に溜まった皮脂や汗で意外と不衛生なものです。パストリーゼで水虫に限らず普段から除菌・消臭をしましょう。
パストリーゼの強力な除菌作用で、ふとんに蔓延する雑菌やカビを退治することができるのです。アルコールで殺菌まで行うので、効果も抜群です。
消臭・防臭の効果
除菌ができるということは、水虫だけではなく雑菌由来の臭いなども除去できるということです。汗をかいたふとんにスプレーするだけで、さっぱりします。
パストリーゼは緑茶由来の抗菌成分を配合しているので、消臭効果もプラスできます。
寝具・衣類のパストリーゼ除菌する時の基本的な手順
パストリーゼを寝具に使う方法はとても簡単です。「ファブリーズ」などの市販の消臭スプレーと同じように、ふとんに吹きかけるだけです。
おすすめは、晴れた日にベランダで布団を干しながら、布団全体にスプレーする方法です。両面が湿る程度にスプレーしたら、そのまま乾燥させるだけです。
もちろん、敷き布団に吹きかけるだけでも、布団と敷き布団を一度に除菌・消臭することができます。
寝具・衣類へのパストリーゼ除菌する時の4つの注意点
毎日の寝具のお手入れに最適なパストリーゼですが、実は念入りなお手入れには不向きなのです。以下の点に注意しながらお使いください。
①スプレーした面だけに効果があります。
パストリーゼのスプレーは、表面のみに効果があります。奥まで浸透したニオイを消すには力不足です。室内の臭いを消すには、晴れた日に外で乾かすとよいでしょう。
②汚れを分解することはできません。
パストリーゼには除菌・消臭効果がありますが、汚れを分解して寝具についた汚れを落とすパワーはありません。布団カバーは噴霧していれば洗う必要はありませんので、1~2週間に1回程度の交換をお願いします。
③カビや細菌以外への効果が弱い
パストリーゼに含まれるアルコールは、カビや細菌には絶大な効果を発揮しますが、布団に潜むダニやノロウイルスには効果がありません。嘔吐物などで布団を汚してしまった場合は、パストリーゼを使用せず、薄めた塩素系漂白剤で消毒してください。
④皮革や樹脂製の衣類には使用できません。
パストリーゼの注意事項にもあるように、フローリングや家具などの塗装部分、革や樹脂でできたものには使用できません。変色、溶解、ひび割れ、膨潤する可能性がありますので、十分ご注意ください
寝具や衣類のほかに下駄や靴を消毒することで水虫対策にも!
靴は足の皮脂や汗で汚れています。怖いのは水虫だけではありません。
外から来た汚れた靴を入れる靴箱も、靴の汚れと一緒に汚れてしまいます。
パストリーゼは、靴や靴箱をきれいにするために使うことができます。汗で湿った状態の靴をそのままにしておくと、靴の中に雑菌が繁殖し、嫌な臭いを撒き散らします。
また、靴から出た水分(湿気)が靴箱の中に臭いを充満させてしまいます。
ニオイが気になり始めたら、靴の中にパストリーゼをスプレーして乾燥させましょう。パストリーゼを靴や靴箱にスプレーすることで、靴の除菌と消臭・脱臭効果が得られます。
まとめ
パストリーゼで水虫対策は基本的にはできませんが、靴下やスリッパ等にパストリーゼを吹き替えることによってある程度除菌することはできます。
しないよりはマシな程度と言われていますが、確実に家族に水虫の方がいるのならパストリーゼを使って除菌を心がけるのも良いでしょう。
また寝具や衣類の除菌・消臭が簡単にできるパストリーゼ。
毎日の休息を優しく包んでくれる布団。長い時間を過ごす場所だからこそ、できるだけ清潔に保ちたいものです。
毎日のお手入れは、除菌・消臭効果のある「パストリーゼ」1本で十分です。
菌や臭いが気になった時に手軽に使えるパストリーゼ。パストリーゼを活用すれば、いつも気持ちのよい服やお布団を保つことができますよ。